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    ダーシノ

    MacのSimulatorアプリでiOS環境の動作確認をする

    フロントエンド開発では、OSやブラウザの組み合わせによって挙動が異なることがあるため、できるだけ多くの環境を実機で確認することが望ましい。実機は用意できない場合でも、BrowserStackのようなサービスを使えばある程度は確認できる。しかし、利用料は決して安くはない。

    この記事では、macOSのSimulatorアプリを使って、iOS環境でWebサイトを確認する方法を紹介する。

    環境構築

    Apple社が提供する開発ツール「Xcode」が必要なのでApp Storeからインストールする。(ファイルサイズが大きいので、ダウンロードに時間がかかる場合がある)

    インストールできたらXcodeを起動し、メニューから Xcode > Settings > Components > iOS を開いて、iOSのシミュレーター(Simulator)をインストールする。

    デバイスのアイコンが青色になればインストール完了で、Simulatorアプリが使えるようになる。

    Simulatorを使った動作確認

    Simulatorアプリを起動して、メニューから File > Open Simulator > iPhone 17 Pro のように確認したいデバイスを選択する。

    すると、仮想デバイスのウィンドウが表示される。操作はiPhoneやiPadとほぼ同じように操作できる。

    Simulator内のブラウザ(iOS版Safari)を起動して、確認したいURL(https://localhost:3000 など)を入力することで、実機に近い環境で検証できる。

    Webページが文字化けするときに対処法

    デバッグ対象のページを開くと、日本語が[?]のように表示されることがある。切り分けとして、Simulator内のアプリや設定などが文字化けする場合は、Simulator側の言語設定が原因である可能性が高い。

    一方、特定のWebページだけ文字化けする場合は、font-familyが指定されていない、もしくは不十分なことが原因で発生している可能性が高い。以下のように指定するだけでも文字化けを回避できる場合がある。

    :root {
      --font-faces-windows: "Meiryo";
      --font-faces-mac: "Hiragino Sans", "Hiragino Kaku Gothic Pro";
      --font-faces-fallback: "Arial", sans-serif;
    }
    
    html {
      font-family: var(--font-faces-windows), var(--font-faces-mac), var(--font-faces-fallback);
    }

    覚えておくと便利なショートカット

    Simulatorでは画面端からのジェスチャーが再現できないため、ショートカットキーを使う。