自分の性格と弱点への向き合い方 2026
先日、SPI性格検査を受けた。なんとなく感じていた自分の性格(とくに弱点)が言語化されており、これからの仕事にどう向き合っていくか考えたい。
基本的な性格
慎重で理想志向の成長型リーダータイプである。
- 高い理想や目標を持ち、着実に進めるタイプ
- 真面目で堅実な印象を与えやすい
- 対立や摩擦を好まない
- 対立・摩擦がある場では消極的・自己防衛的になりやすい
- 和やかな人間関係の中で力を発揮するタイプ
ここまで自己防衛的な性格になったのは、ここ2〜3年の環境変化が影響している。もともと積み上げてきた実績による自信をもとに開発をリードしていくタイプだったが、環境の変化によりポジティブな面は失われ、ネガティブな面が強調されるようになった自覚がある。
行動特性
高い目標と成長意欲があり、注目される仕事にやりがいを感じる。
私がフロントエンドエンジニアになったのも、SIerでは得られないユーザーの声を直接聞けると思ったから。また2013年からテックブログを続けており成長意欲はあるが、その分承認欲求も強いと思われる。
強み
- 丁寧で着実に課題を進める
- 理想や目標を描く力がある
- 成長意欲が高い
- 人間関係の調和を重視する
- 感受性が高く周囲を気にかける
仕事観
- 自分の能力を高めたいという意欲が強い
- 認められる・注目される仕事にやりがいを感じる
- 自分らしさを活かして成長したい
- 堅実に進めるが、単独作業も好む傾向がある
弱点
もともと慎重さや対立回避傾向を持っているが、近年の急激な環境変化(※)によってそれらが過度に強まっている。
※毎年100〜200人の急激な人員増加で、少なくとも観測範囲内では今の価値観で過去を否定する動きが随所で見られた。自分だけでなく他者が批判の対象になる場面も経験したことで、防衛的な行動を選ぶ傾向が強まった。
1.慎重すぎて動きが遅くなる
- じっくり考えすぎることがある
- フットワークが悪くなることがある
- 行動が理想に追いつかない
2.対立・摩擦を避けすぎる
- 人間関係のあつれきを負担に感じる
- 自己防衛的になりやすい
- 意思を率直に伝えにくい
3.理想が高く、現実とのギャップがでやすい
- 理想や目標が高い
- 1.や2.により行動が伴わないことがある
ここまで自分の性格を振り返ってきた。
次に、この性格のまま腐っていくのは嫌なので対策を考えたい。
性格との向き合い方
1.「慎重さ」と向き合う
慎重さはソフトウェア設計やリスク判断では強みになるが、昨今の技術革新のスピードを考えるとスピードとフットワークの軽さが優先すべき場面が多い。 行動力を高めるためにも、高い目標は持ちつつ、完璧主義になりすぎないような立ち回りが必要だろう。
- 考える時間を制限する
- 目標を小さく分解して、小さく試す
- 完璧よりも実行を優先する
2.「対立・摩擦」を避けずに構造で対応する
理性的でありたいと思いながら、どちらかというと感性や感情を重視する傾向がある。芸術活動(音楽やイラストなど)をする点においては強みになるが、こと仕事においては感情が邪魔をする。「人」と「課題」を切り分けて考える必要がある。
- 意見の違いは問題ではない
- 論点を分解して話す
- 人ではなく課題にフォーカスする
3.「理想」を行動計画に変換する
7つの習慣を読んで「終わりを思い描くことからはじめる」のマインドは持っている。 問題はその「終わり」に向かう道筋で、過去の失敗や不安、評価への意識が行動を鈍らせている可能性が高い。
- 目標を定量的にする
- タスクを小さく分解する
- 失敗を前提として小さく早く試す
4.ひとりでやり切ろうとしない
性格検査では「独力志向 + リーダー志向」が同時にでている。「ひとりでできるが、本来は人を動かす側の資質がある」という構造で、キャリアアップするには「リーダー志向」の振る舞いを身に着けなければならない。
- 小さな協働からはじめる
- 任せる経験を増やす
- 他者のやり方を許容する
次のキャリアに向けて
自分のスキルセットがスペシャリスト寄りである。一方で、現職ではフロントエンドチームのテックリード的役割は評価はされている。
性格的に完全なマネジメント職には適正を感じないため、半マネジメント領域を広げつつ、テックリードとしての役割を強化していきたい。
余談だが、スペシャリストとして具体的な実装スキルはAIに代替されやすい部分であるため、より高度で抽象的な領域を学び、責任を持って意思決定できるようにならなければならない。