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Knowledge
著者
ダーシノ

公正世界仮説と認知の歪み

良いことをした人は報われてほしいし、悪いことをした人には相応の罰を受けてほしい。そう思うのは、善人側にいる人にとっては自然だろう。

しかし、現実は必ずしもそうではないし、そういった思考が認知の歪みを生むこともある。

公正世界仮説

公正世界仮説(こうせいせかいかせつ、英: just-world hypothesis)または公正世界誤謬(こうせいせかいごびゅう、英: just-world fallacy)とは、人間の行いに対して公正な結果が返ってくるものである、と考える認知バイアス、もしくは思い込みである。

引用: 公正世界仮説 - Wikipedia

「善行は報われる」「悪行は罰せられる」という考え方が飛躍して、「経済的弱者は怠けていたから」「いじめにあったのは被害者にも原因がある」と問題を単純化し、自己責任論的な考えに至る傾向があるという仮説だ。

世の中そんなに単純ではない

「経済的弱者は怠けていたから」という意見に反対し、「経済的弱者は本人ではなく社会のせいだ」のような意見を持つことも危うい。

同じような環境出身の成功者と比べたら、明らかに努力が足りていないこともある。こういう状況の責任を社会に求めるのも、また認知の歪みだと言える。