日々の学びとテックブログ執筆でのAI活用事例
ChatGPT や GitHub Copilot、Claude Code、Google NotebookLM などさまざまなAIツールが登場し、日々の学び方も変わってきたのでどのように活用しているかをまとめておく。
1. 発見・きっかけ ― 手動 100%
学ぶ対象を見つけるのは、100%手動で行っている。
RSSフィードやSNS、YouTubeなどを通じて毎日情報収集し、気になるトピックがあったらメモしている。
以前は個人ブログも見ていたが、時間(と情報の信頼性)の関係で主に公式ドキュメントや仕様書など一次情報、またはそれに相当する信頼性の高い情報を中心に読むようになった。
主な情報源
- 仕様書
- W3C
- WHATWG
- tc39/ecma262
- MDN Web Docs
- 主要ブラウザのリリースノート
- Chrome
- Firefox / Firefox Nightly
- Safari / Safari Technology Preview
- 言語/プラットフォームのリリースノート
- ECMAScript Daily News
- TypeScript
- Node.js
- その他
- web.dev
- WebKit
- CSS-Tricks
2. 調査・裏取り ― AI 70% / 手動 30%
- 気になるトピックを見つけたら、まず公式ドキュメントを探す
- AIにURLを渡して要約や質問をする
- MDNやリリースノート、テック記事は ChatGPT を使って要約 & 質問する
- 長くなりがちな仕様書は NotebookLM に読み込ませて質問する
- トピックについて理解が深まるまで質問を繰り返す
- 理解できたら、一次情報(仕様書)を自分の目で確認する
AIに質問してざっくり理解できると、一次情報を探すときにアタリをつけやすくなるので裏取り効率が上がる。 AIは、ときどきハルシネーションが発生するので必ず裏取りしている。
3. 手を動かして学ぶ ― AI 20% / 手動 80%
実際に手を動かして学ぶことが最重要なので、安易なAI利用は避けている。
AIに頼るのはあくまで土台づくりだけに留めている。ChatGPT にサンプルコードを出力してもらい、写経や改変を繰り返しながらどのような挙動になるか学んでいる。
4. ブログの執筆 ― AI 10% / 手動 90%
ブログの目的は、学んだことを整理して自身の外部記憶にすることなので、執筆はほとんど手作業で行っている。
VSCode で執筆しているので、ときどき GitHub Copilot の提案をそのまま使う程度だ。ただし、毎月投稿している Monthly Newsletter だけは、GitHub Copilot Agent で自動生成している。
5. レビュー ― AI 90% / 手動 10%
文章の校正や内容の正確性のレビューは ChatGPT に頼っている。
ただし、間違いを指摘された場合は、自分の理解を正すためにも手動で修正している。 ときには「調査・裏取り」のステップに戻って再確認することもある。
さいごに
あらためて自分の学び方を振り返ってみると、AIはあくまで補助ツールとして活用しており、本質は手を動かして学ぶことにあると感じる。