意見が合わないときは超好意的に解釈してみる
人間関係はストレスの巣窟
意見があわない相手とのコミュニケーションは、大きなストレスになる。
ちょっとしたすれ違いが積み重なり、相手の思想や人格まで嫌になってしまうこともある。私自身、その許容量が少ないため、すぐに人を遠ざけてしまいがちだ。
とはいえ、人間関係の問題は、そう簡単には状況は改善されない。であれば、少しでも友好的な関係を築いたほうが建設的ではないだろうか。
超好意的に解釈する
そこで私が実践しているのが 「意見が合わないときは超好意的に解釈する」 という方法だ。
「正義の反対は別の正義」と言うように、相手の主張にも信念や背景があるはずだ。なぜこの意見を持つのか?その行動の裏にはどんな経験があるのか?こうしたことを想像し、相手の意見をできる限り超好意的に受け取ってみる。
言い換えれば、イタコのように相手を自分に憑依させるイメージだ。
こうすることで、これまで駄案だと思っていた意見でも、驚くほど素直に受け入れられる。
もちろん、すべてにおいて納得できるわけではないが、相手のいうことも一理あるなと思えるようになり、自分の考えにも新たな視点が加わる。 もちろんストレスも軽減される。
ただし、やりすぎ注意
この方法には大きな注意点がある。
一方的に超好意的な解釈を続けていると、ただのサンドバッグになってしまうことだ。
超好意的に解釈することは相手を理解するためであり、自分の信念を曲げるためではない。 ときにはバチバチにやりあっても良いと思し、収拾がつかなくなったら棚上げにしてもよい。
最優先にすべきなのは自分の心だ。
新卒で入社したブラック企業でうつ状態まで追い詰められた自分としては、自分を守るためにもマジになりすぎないように心がけたい。