オンラインコミュニケーションでのリアクションは過剰なくらいがちょうど良い
現職では、2016年からリモートワークが導入され、コロナ禍を経て、現在では推奨される働き方になっている。リモートワークにおける生産性やコミュニケーションについては多くの議論があるが、ここでは「オンラインミーティング」に絞って語りたい。
オンラインミーティングの課題
従来のみんなが集まって行うミーティングでは、あいづちや視線、身振り手振りなどノンバーバルコミュニケーションが有効に作用しており、会話がスムーズに進んでいた。
他方、オンラインミーティングでは、基本的に1人が話し、他の参加者は聞き手に回る「発表会形式」になりやすい。 そのうえ、現職、とくにエンジニア同士のミーティングはカメラOFFで行うため、話し手が孤独感を感じることが多い。
リアクション不足は「無視」と誤解される(可能性も)
先述のとおり、オンラインミーティングでは発表会形式になりやすいため、リアクションが薄いと「聞いてもらえていない」「無視されている」と受け取られる可能性がある。一度そう感じてしまうと、発言意欲が失われ、次回以降の積極的に参加してもらえなくなる。
リアクションを意図的に増やす
声を出すと話し手の発言を遮ってしまうため、リアクション機能を活用し、積極的に拍手やサムズアップなどを行い「話を聞いていますよ」という意思表示を行う。
Slackなどのテキストコミュニケーションでも同様だ。
さいごに
オンラインでのリアクションは“やりすぎ”くらいがちょうど良い。話し手に安心感を与え、円滑なコミュニケーションが実現できる。
リアルでやるとちょっと鬱陶しいかもしれないけどw