シニアエンジニアとイシュースカベンジャーの苦悩
誰もやりたがらないIssueは、誰もやらないまま残り続け、やがてゴミになる。例を挙げるとすれば以下のようなものだ。
- リファクタリングなど、成果が見えづらいIssue
- ライブラリアップデートなど、面倒臭いIssue
- 納期があるからと後回しにしたIssue
これらは労力やスキルを必要とするわりに地味で成果が見えづらく楽しくない。いわゆる「コスパの悪いIssue」だ。人事評価という制度がある以上、自身の評価を上げるにはコスパの悪いIssueは誰もやりたがらない。
しかし、ゴミIssueを放置すると腐り始め徐々にプロジェクト全体を蝕む厄介な存在になる。
私は、こういったクソタスクを拾って対応する役割を「イシュースカベンジャー(造語:Issue Scavenger)」と呼んでいる。そして自分がまさにその役割を担っている。
私の場合、他メンバーよりも我慢の許容量が少ないため、ウンコIssueが残っていると気持ちよく仕事ができない。だから嫌々ながら対応するのだが、結果として面倒なカスIssueを消化する「イシュースカベンジャー」になってしまった。
「イシュースカベンジャー」は地味で評価されにくいIssueを拾い続けることで、自分(の評価)を犠牲にしながらもプロジェクト全体を健全に保つ損な役回りだが、同時に重要な役割でもある。
さあ、みんなもイシュースカベンジャーになろう!!
一緒に損な役回りになろう!!