ReactにSOLID原則を適用する
主にオブジェクト指向プログラミングの文脈において語られるSOLID原則のエッセンスを、Reactを使ったフロントエンド開発に適用するヒント。
SRP: 単一責任の原則
- 機能ごとにhooksをわける
- 機能ごとにcomponentsをわける
OCP: オープン/クローズドの原則
- コンポーネントの結合を減らす
- childrenやpropsを使って再利用可能にする
LSP: リスコフの置換原則
- Reactでは継承よりコンポジションを勧めている
- よって LSP は無視する
ISP: インターフェース分離の原則
- 使わないpropsに依存してはならない
- propsにはオブジェクトではなく必要なプロパティのみ渡す
DIP: 依存性逆転の原則
- 具象(component)ではなく抽象(interface)に依存する
- APIリクエストなどは props でそのメソッドだけを受け取る